家のテラスも収穫の秋を迎えています

 今年も、収穫の秋を迎えました。家でも、テラスでレモンやライム、オリーブなどを育てていて、毎年、今頃収穫して会社のスタッフやお世話になっている方々におすそ分けをします。
 今年は、成長期の7月に曇りや雨の日が多く、日照不足だったせいか、レモンやライムは例年よりやや小ぶりです。オリーブは、強風の日が多かったため、花が散り、せっかく生った実も小さなうちに落ちてしまい、今年は少ししか収穫できませんでした。オリーブは、苛性ソーダに漬けて渋味を抜き、塩水に漬けてほんのり塩味に仕上げます。市販品よりフレッシュで、オリーブ本来のおいしさが味わえると自負しています。
 レモンやオリーブの木には青虫が付きます。殺虫剤は使えないので、つまんでは外に投げるのですが、ここ2年ほどはその数が減っています。アゲハチョウの一族がこの家の木では子どもは育たないと学習したのか、鳥たちがこの木にはご飯があると学習したのか、私はどちらかだと思っています。
 因みに小さなぶどう棚を作り、デラウェアも育てていますが、こちらは鳥との闘い。熟し始めるとどこで知ったのか、すぐにやって来ます。釣り糸を張って侵入を防いだり、紙袋をかぶせたり。まだまだ小さな粒ですが、とっても甘くておいしいのです。今では珍しい種あり。ぶどうは植物ホルモンを使って種なしにするのですが、山梨のぶどう農家さんによれば、実は、種ありの方がずっとおいしいのだそうです。