賢い「Go To Eat」利用法。ランチローテーション

 仕事帰り、新橋の「ビアホール銀座LION」でランチをしました。店に入り、店員にまず聞かれたのは、予約の有無。ランチで? LIONで? 席に着き、料理が来るのを待っていると、「1名様ご予約で」の声がひっきりなしに聞こえます。ひとりランチで予約? そう、「Go To Eatキャンペーン」です。場所柄、店内はサラリーマンでいっぱい。そのほとんどが予約客です。
 「Go To Eat」。ご存知だとは思いますが、参加している飲食店を利用すると、ランチ時間帯は1人に付き500円相当のポイントが、15時以降は1000円相当のポイントがもらえるキャンペーンです。このポイントは、次回の飲食代に使えます。ただし、「ぐるなび」や「食ベログ」といった飲食店予約サイトを使って予約をしなくてはいけません。皆さん、ネット経由で予約して「LION」に来ているのです。
 私も1度、「Go To Eat」を試したことがあります。いつもは店主に直接電話で予約を入れて、細かなお願いをしますが、予約サイトからではそうはいきません。私は、まず店主に連絡をしてどこのサイトを利用しているかを聞き、そこから予約する旨を伝えてポイントをゲットしました。自分でも“なんかセコイなあ”と思いながら。
 食事を終えてレジに行くと、長蛇の列。レジ担当者が、「予約をしたか、ポイントを利用するか」を尋ねています。これがなかなか手間のかかる作業のようです。皆さん、ポイント利用でランチ代は500円以下。このローテーションを繰り返せば、お小遣いのやりくりがかなりラクになるのだろうなと思いました。私の「Go To Eat」は、2人分の食事代5万円、ポイントは2人分で2000円。新橋のサラリーマンのほうが賢い使い方をしています。