ドライブをしていてつい寄りたくなるのが「道の駅」や「直売所」。高速道路のサービスエリアの楽しみが土地土地の銘菓や名産品がメインだとしたら、「道の駅」や「直売所」の主役は、何といっても農産物。知らない野菜、珍しい品種、都心のスーパーでは入手できない果物などいろいろあって、どれもこれも買い求めて料理をしたくなります。今は、SNSという便利なレシピ集があるから、“買ったけどどうしよう”“どうやって食べるの”なんて考えなくていい。おいしい食べ方から、調理上のちょっとしたコツ、品種や生い立ちまで事細かに教えてくれます。
先日出会ったのは、「ハヤトウリ」「とろーり旨なす」「龍甘かぼちゃ」。いずれも知る人ぞ知る野菜なのでしょうが、私にとっては、形も色も初めて見る野菜たちです。SNSで調べると、「ハヤトウリ」はアクが強いから手袋をしたほうがいいと。たしかに、皮をむくとぬめりが出てきて、切り口をこすり合わせると粘りのあるアクが出てきます。色は透き通るような薄緑色。水分たっぷりでクセがなく、シャキシャキとした歯応え。真夏にぴったり!と思いきや、旬は10~11月。「とろーり旨なす」は、トキタ種苗が開発した白なす品種。ずんぐりとした楕円形で皮も身も真っ白。名前の通り、加熱すると果肉はとろとろ。一般的ななす同様、油との相性がいいので、揚げたり、焼いたりしていただきます。ただ、皮が硬いので漬物には向きません。「龍甘かぼちゃ」は、ヘチマを大きくしたような薄緑色の細長い形。果肉は一般的なかぼちゃのように鮮やかな濃黄色で、ホクホクとした食感とコクのある強い甘みが特徴。皮が薄く、形状的に果肉の厚みが均一なので、輪切りにして焼いたり揚げたりするには最適です。
「道の駅」や「直売所」で、初めて出会う野菜たち。買ってみて、調理してみて、食べてみて。今後、広く流通される可能性は?もしないとしたら何が妨げになる?ならば改良点は?どんな販促をしたら売れる?などなど、勝手にあれこれ考えるのも、また楽しみのひとつです。