またも出された「まん防」と飲食店への要請

 1/19、13都県に「まん延防止等重点措置」が適用されました。期間は、1/21~2/13。東京都は、“不要不急の外出は自粛し、混雑している場所や時間を避けて行動すること”“営業時間の変更を要請した時間以降、飲食店等にみだりに出入りしないこと”を都民に呼びかけています。
 “みだりに”ってどういうこと? 違和感を覚えて調べると、「秩序をみだして。むやみに。わけもなく。思慮もなく。無作法に。しまりなく。」(広辞苑)という意味なのだそう。私は、今まで一度たりとも、「秩序をみだして。むやみに。わけもなく。思慮もなく。無作法に。しまりなく。」飲食店に行ったことはありません。「おいしい料理が食べたくて。うまい酒が飲みたくて。楽しい会話がしたくて。人に会いたくて。非日常を体感したくて。」飲食店に行きます。だから私は“営業時間の変更を要請した時間以降、飲食店等に出入りしてもいいこと”になります。
 飲食店への要請は、相も変わらず、営業時間の短縮と、酒類の提供の可否と提供時間の規制、そしてグループ客の人数制限です。またも飲食店に数字を提示しての要請。これによって、爆発的に増加した新型コロナウイルス感染者が劇的に減少すると信じている国民は、果たしているのでしょうか。オミクロン株は、子どもから親にうつる家庭内感染が増えていますし、空気感染も疑われています。ワクチン接種が進んでいる国にも容赦なく拡がり、ブースター接種の有効性に疑問をもつ生活者も増えています。
 正しく恐れて、賢く予防する―。日本人にとっての最良の対処法ではないでしょうか。

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