この冬、ボリューム&プリン体たっぷり、ハイカロリーな鍋を展開する飲食店が目立ちました。中でも積極的に展開していたのが、幅広いジャンルで40ブランドのレストランやショップを運営する「ダイヤモンドダイニング」です。プリン体が多い食材を使用した9種の‟痛風鍋”を、グループの居酒屋やレストラン12店で提供しました。
例えば、濃厚なカルボナーラにウニがからんだ‟雲丹カルボナーラ鍋”、プリン体がたっぷり摂れそうな‟白子とあん肝の痛風いくら鍋”など。カキ、あん肝、白子、イクラなどの素材をたっぷり使用しています。
また名古屋を中心に飲食店を運営する「イートジョイ・フードサービス」も、運営している居酒屋で“禁断の鍋 北海!痛風鍋”を提供しました。プリン体を多く含むあん肝、白子、カキ、イカ、イクラを使った背徳感と幸福感が溢れる鍋で、コースで頼めば、前菜から〆の‟いくらこぼれ飯”まで、プリン体グルメが楽しめます。
その他、「ディー・アール」が運営する居酒屋で提供したのは、‟唐揚げマヨの肥満鍋”。‟デブ活最強コラボ”と謳う、フライドポテトと唐揚げを山盛りにした‟揚げ物×揚げ物”の鍋で、マヨネーズを好きなだけかけることができます。
見た目は、SNSウケを狙ってこれでもか! というボリューム感を演出。“痛風鍋”“デブ活”といったワードをメニュー名に入れ込み、背徳感を逆手に取って自虐ネタに変えてもらう戦略。ヘルシー志向全盛の昨今、“アンチ”をするなら徹底的にということでしょうか。